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色彩構成について

今回は色彩構成について、授業でやりました。
色彩構成は、良い造形をつくるための色の組み合わせを考えるのが主な作業になると思うのですが、その組み合わせ方についてある程度の知識も必要になってきますので、そういったことを勉強しました。
これに関しては、センスがあるかどうかというのも、結構大きな要素になってくるとは思うのですが、センスは磨けば身につくものでもあるので、基礎をしっかり学んで数をこなすのが大切だと思います。
そのためにも、既にある配色方法をできるだけたくさん見て、これをきちんと系統だてて考え、理解することが重要です。
そして、見るだけではなくて実際に自分でテーマにそって配色してみる、というのも大事なのでこの一連をやっていきました。

色彩についての話は、私にとっても非常に面白いものでしたし、元々色については興味もあったので、楽しく授業を受けることができました。
女性の場合、メイクや服のコーディネートなど、色について考える機会は男性より多いかもしれませんし、そういった意味で女性は色彩構成を日常的にやっているとも言えるかもしれません。
もちろん、男性でも服のコーディネートで、色について考えることはありますが、女性の場合服だけでなくバッグやアクセサリー、靴など男性より色の幅や数が広いかなと思っています。

色で表現するということ

色彩構成では、色によって表現することが大切です。
今回の授業では、自分が色について持っているイメージを、思いつくだけ書き出してみるということもやりました。
たとえば、水色なら涼しい、水、冬、空、海といった感じです。
自分のイメージなので、特に考えることなく本当に思いつくだけ、課題として与えられた色について書き出していきました。
その上で、一般的なイメージの話を聞き、組み合わせの話になりました。
スライドで色々な色の組み合わせ、そのイメージとデザイナーの意図など、先生の話を聞きながら見ていきました。

その後、まず四季それぞれと、海、山といった具体的なものから、平和、痛み、幸せ、悲しみといった抽象的なテーマまで与えられ、それを5つの大きさが違う円で表現する、ということをしました。
もちろん、この円には色をつけるわけですが、できるだけ5つの円全てで違う色を使うようにと言われました。
これが結構難しく、テーマによってイメージする色数が2色や3色だけというものもあり、そこにどんな色をつけたすか、どんな色なら入れてもテーマから外れない組み合わせになるのか、ということでかなり悩みました。
ただ、全体としてこれを考えるのは楽しかったですし、色についての勉強にもなりました。
今回はやりませんでしたが、反対にそれぞれのテーマで真っ先に思いつく色を使わずに、そのテーマを表現するということもしてみるようにと言われました。
これは、とても難しいと思いますが、かなり勉強になると思ったので今度やってみるつもりです。

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