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学校で有名絵画の模写

高校の頃にも、授業でやったことがありますが、大学でも模写をやることになりました。
模写する絵は自分で決めていいということだったので、普段自分が描かないようなタッチの絵にしてみようということで、アール・ヌーヴォーの有名な画家であるミュシャの絵を選びました。
普段は油彩を描くことが多いので、ミュシャのような線画をはっきり描くタイプの絵は新鮮な感じがしました。

模写に使ったのは、四季という連作の夏です。
アール・ヌーヴォーの特徴である、曲線がとても難しくて結構苦労してしまいましたが、とても楽しく描けました。

模写して初めて気づくことがある

以前、高校の授業で模写をした時にも思いましたが、模写をしてみるとその絵の本当に細かいところまで、しっかり見ることになりますね。
ミュシャの絵は、これまでそんなにしっかり見ることがなかったのですが、今回模写の題材としたことでかなりじっくり見ました。
絵は鑑賞するだけだと分からないことが、自分も同じ絵を描いてみることでたくさん出てきます。
どのような技法で描いているのか、ということも見ているだけだとある程度の想像しかできませんが、実際に描いてみると思っていた技法では上手くいかないこともあります。
まだまだ、自分は知識も技術も足りないな、と再確認させられました。

ミュシャの絵を模写していて、一番すごいなと思ったのが、女性の体のラインがとても綺麗に描かれていることでした。
線画がはっきり描かれているのに、女性の肌の柔らかさ、体の柔らかさまで想像させるようなラインになっているので、再現するのが大変でした。
線一本分もないくらいのずれでも、何となく印象が変わってしまって、とても繊細な絵なのだと気付かされましたね。
色使いも、思っていたよりずっと、色々な効果を狙って考えられているように感じました。
多くのファンがいて、今もアニメや漫画の分野でもその手法を取り入れ、真似て描く人がいるのも頷けると強く思いました。

線画も、しっかり見ていると線の太さに色々と違いがあって、デザイン性もあるのかなと思いました。
ミュシャは家具のデザインなどもしていたそうなので、綺麗に見えて印象に残るような工夫をしているのかもしれません。
髪の毛の描き方も特徴的ですし、植物もどことなくデザイン性のある描き方をしているように思いました。
線画をはっきり描くというやり方は、油彩では難しい気がするのですが、こういった植物の描き方や女性の体のラインの描き方などは、上手く取り入れていけたらと思います。

これまで、ミュシャに関しては知識として知っているという程度でしたが、今回模写をしたことでかなり興味が出てきました。
油彩も描いているそうなので、時間があれば一度そちらも模写してみようかなと思います。

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